新着記事

マネジメント

R3+PDCA

2010年頃から地域活性化へのアプローチとして、「R+PDCA」が大切という話をよくしています。“R”は、もともとrealize(認識)の頭文字を示すものと説明していましたが、research(調査)、 reflect(熟考)、 reali...
フードシステム

協調領域としてのプラットフォーム

政府の戦略イノベーションプログラム(SIP)の取組として構築が推進されているスマートフードチェーン“ukabis”は、農産品や食品の生産、加工・流通、販売・消費の情報の統一的な連携を担う「協調領域」としてのプラットフォームという特徴を有して...
フードシステム

1兆円を超えた農林水産物・食品輸出額に思う

農林水産省によると、財務省貿易統計に基づく2021年の農林水産物・食品輸出額(確報値)は、前年比25.6%増の1兆2,385億円だそうです。2006年に政府が年間輸出額1兆円を目標と定めて以降、初めて1兆円を突破しました。私が農林水産品の輸...
地方創生

人口移動調査にみる郊外化・地方分散のトレンド

先日、公表された住民基本台帳住民移動調査報告では、東京都への転入超過者数が5,433人と、昨年の31,125人から大幅に減少しました。特に、東京都特別区部では、外国人を含む集計を開始した2014年以降初めての転出超過となりました。また日本人...
マネジメント

“M-PESA”と“ShopUp”

 世界のICT活用の取組をみていると、日本では難しいと思われているような仕組みが広く普及していて驚きを覚えることがあります。例えば、ケニアにおけるケータイを用いた電子決済システムM-PESA。2007年にケニアの学生により開発され、Safa...
マネジメント

まちづくりと「ソーシャルキャピタル」

前橋市で、ちょっとびっくりするようなまちづくりの取組が進んでいます。象徴するのがまちづくりのビジョン。「めぶく。」というのですが、もとになっている考え方は、アウディ、アディダスなどを手掛けたドイツのブランドコンサルティング企業KMSによる“...
マネジメント

イノベーションハブ

定年を迎えたころ、「二地域居住」「兼業兼居」を主導されてきたふるさと総合研究所の玉田所長から再雇用はけしからんという話をお伺いして、なるほどと思ったことがあります。再雇用は、飼いならされたサラリーマンが、定年を迎えて自分の生きざまを振り返り...
フードシステム

食文化の違いと食品貿易

2000年代の初頭に農産品の輸出について調べ始めた頃、香港で日本の鶏肉の足が珍重されていることを知って驚いたことがあります。飲茶の材料として良いのだそう。中国の鶏より大きく、立派でコラーゲンたっぷり、という話を聞きました。飲茶店に向かい、日...
フードシステム

SDGsと評価シンドローム

仕事で持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)を参照する必要に迫られることが増えています。17の目標から構成されるカラフルなSDGsのロゴもよく見かけます。朝日新聞や電通の調査によれば、国民...
フードシステム

多様性の創造に資するデータ連携

最近になって、3Dフードプリンターの利用方法を考える研究開発プロジェクトに参加する機会を持ちました。様々な分野で3Dプリンターの実用化が進んでいることは知っていましたが、3Dフードプリンターのことはこれまであまり知る機会がありませんでした。...