政策情報

地方創生

まちの「面的価値」の創出と活用に向けて

秋に承認された第2次補正予算では、秋に策定された総合経済対策を受けて、円安メリットを生かしたインバウンド(訪日外国人旅行者)の回復など「日本の稼ぐ力を強化する取組」が推進されることになりました。これをうけて、経済産業省では、「面的地域価値の...
フードシステム

タイのフードチェーン事情から

先日、久々にバンコクを訪問する機会があり、青果物の販売状況等をみてきました。印象に残ったのは、生鮮農産物の売場にオーガニックコーナーが設けられていること、QRコード等も利用した食品表示が思ったより普及していることです。+++タイがオーガニッ...
フードシステム

「社会実装」と「社会実験」 

政府が推進する戦略イノベーション創造プログラム(SIP)に関する業務では、「社会実装」を意識することを常に求められます。「社会実装」とは、大まかには研究成果を社会問題解決のために応用、展開することをいとして用いていますが、用いられるようにな...
マネジメント

高齢者の就業意欲は高いが・・

総務省が敬老の日を前に9月18日に発表した「統計からみた我が国の高齢者」によれば、2021年の65歳以上の就業者数は18年連続で増加しており、909万人と過去最多を更新したそうです。高齢者の就業率は25.1%で前年と同率ですが、65~69歳...
マネジメント

法律用語としての「中心市街地」

経済産業省のホームページで調べたところ「中心市街地の活性化に関する法律(中心市街地活性法)」は、英語にすると“Act on Vitalization in City Center”だそうです。「中心市街地」に該当する英語は“city cen...
マネジメント

分散型社会の展望

コロナ禍が進行する中で、企業の事業所配置や就業規則の見直しが着実に進行しているようです。特に注目されるのは、この7月からNTTグループの取組。勤務場所を「社員の自宅」と設定し、会社の通勤圏に居住する必要をなくしました。昨年9月に分散型ネット...
フードシステム

着眼大局、着手小局

社会人になってから、好きになった言葉のひとつに「着眼大局、着手小局」があります。中国戦国時代末期の思想家荀子の言葉です。ものごとを俯瞰的に見ながら、目の前のことにも最新の注意を払えという観点が、コンサルタントとして仕事をやる心構えとしてしっ...
マネジメント

カチクラエリアのまちづくり-地場産業を活かすエコシステム-

コロナ禍の影響で3年ぶりにリアル開催された台東モノマチ2022を訪問してきました。モノマチが開催される御徒町、蔵前周辺の約2km四方の地区は、古くから職人が多く、装飾品やファッション雑貨、玩具などの産業が栄えてきました。デザビレの設立をきっ...
フードシステム

協調領域としてのプラットフォーム

政府の戦略イノベーションプログラム(SIP)の取組として構築が推進されているスマートフードチェーン“ukabis”は、農産品や食品の生産、加工・流通、販売・消費の情報の統一的な連携を担う「協調領域」としてのプラットフォームという特徴を有して...
フードシステム

1兆円を超えた農林水産物・食品輸出額に思う

農林水産省によると、財務省貿易統計に基づく2021年の農林水産物・食品輸出額(確報値)は、前年比25.6%増の1兆2,385億円だそうです。2006年に政府が年間輸出額1兆円を目標と定めて以降、初めて1兆円を突破しました。私が農林水産品の輸...