都市・地域計画

マネジメント

観光立国・日本の課題:外資と地域の共生

2024年の訪日外客数は3,687万人となり、過去最高を記録しました。今年1月の訪日外客数も378万人と、統計開始以来、単月としての最高値を更新したそうです。新型コロナウイルス感染症の鎮静化や、円安による購買意欲の高まり、さらには春節を迎え...
マネジメント

まちづくりの当事者を増やす

東京都中小企業診断士協会まちづくり研究会が2022年9月に実施した調査によると、まちづくりに関心を持つ国民は約6割に上りますが、実際に積極的にまちづくり活動に取り組んでいる人はわずか8%にとどまっています。まちが持続可能であるためには、住む...
マネジメント

歩行者優先のまちづくり ―パリ・ストラスブール周辺―

ヨーロッパでは各地で歩行者優先のまちづくりが進められています。先日訪れたパリでも印象的だったのは、自転車に乗る人が驚くほど増えていたことです。昨年まで街を席巻していたスケートボードが、自転車に取って代わられていました。フランスに住む次男によ...
人口問題

世界ランキングからみた人口問題

ゴールドマンサックスの「2075年への道筋」というレポートによれば、2050年になるとインドネシアが米ドル建て換算の世界GDPランキングで、中国、米国、インドに次いで、世界第4位に浮上するそうです。さらに2075年になると、ナイジェリアも世...
マネジメント

富士通の本社移転に思う

最近のニュースで面白いと思ったのは、富士通が2024年9月末までに東京汐留シティセンターの本社をクローズし、本社機能を川崎工場と川崎タワーに移転させるという記事。富士通は、コロナ禍をきっかけに、オフィス出社を25%に制限し、在宅勤務を行いや...
地方創生

新しい時代の「まちなか再生」

8月28日に中心市街地活性化評価・推進委員会の中間論点整理が公表されました。今回の検討は、2014(平成26)年に改正された中心市街地活性化に関する法律の附則において、2024年(令和6)年3月までに改正後の試行の状況について、県都を加え、...
フードシステム

社会システムとしてのエコシステム

エコシステム(ecosystem)はもともと、生態系を示す用語ですが、1990年代からシリコンバレー等をモデルとして、IT業界を中心にビジネスの世界でも使用されるようになりました。複数の企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、...
地方創生

文化庁の京都移転に思う

3月27日に文化庁が京都に移転し、業務を開始しました。今回の移転は長官を含めて、主要機能を京都に移すことから、先行して徳島に地方拠点を構えた消費者庁、和歌山に地方拠点を構えた総務省統計局とは異なり、初の「全面移転」と報じられました。今回の文...
マネジメント

21世紀のユートピア

本棚をみていて、学生時代に学科の読書会で読んだロバート・フィッシュマンの「20世紀のユートピア(Urban Utopias in the Twentieth Century)」という本が目に入りました。都市計画家として、それぞれ斬新なアイデ...
フードシステム

「社会実装」と「社会実験」 

政府が推進する戦略イノベーション創造プログラム(SIP)に関する業務では、「社会実装」を意識することを常に求められます。「社会実装」とは、大まかには研究成果を社会問題解決のために応用、展開することをいとして用いていますが、用いられるようにな...