情報社会

マネジメント

分散型社会の展望

コロナ禍が進行する中で、企業の事業所配置や就業規則の見直しが着実に進行しているようです。特に注目されるのは、この7月からNTTグループの取組。勤務場所を「社員の自宅」と設定し、会社の通勤圏に居住する必要をなくしました。昨年9月に分散型ネット...
フードシステム

着眼大局、着手小局

社会人になってから、好きになった言葉のひとつに「着眼大局、着手小局」があります。中国戦国時代末期の思想家荀子の言葉です。ものごとを俯瞰的に見ながら、目の前のことにも最新の注意を払えという観点が、コンサルタントとして仕事をやる心構えとしてしっ...
フードシステム

協調領域としてのプラットフォーム

政府の戦略イノベーションプログラム(SIP)の取組として構築が推進されているスマートフードチェーン“ukabis”は、農産品や食品の生産、加工・流通、販売・消費の情報の統一的な連携を担う「協調領域」としてのプラットフォームという特徴を有して...
フードシステム

1兆円を超えた農林水産物・食品輸出額に思う

農林水産省によると、財務省貿易統計に基づく2021年の農林水産物・食品輸出額(確報値)は、前年比25.6%増の1兆2,385億円だそうです。2006年に政府が年間輸出額1兆円を目標と定めて以降、初めて1兆円を突破しました。私が農林水産品の輸...
地方創生

人口移動調査にみる郊外化・地方分散のトレンド

先日、公表された住民基本台帳住民移動調査報告では、東京都への転入超過者数が5,433人と、昨年の31,125人から大幅に減少しました。特に、東京都特別区部では、外国人を含む集計を開始した2014年以降初めての転出超過となりました。また日本人...
マネジメント

“M-PESA”と“ShopUp”

 世界のICT活用の取組をみていると、日本では難しいと思われているような仕組みが広く普及していて驚きを覚えることがあります。例えば、ケニアにおけるケータイを用いた電子決済システムM-PESA。2007年にケニアの学生により開発され、Safa...
マネジメント

イノベーションハブ

定年を迎えたころ、「二地域居住」「兼業兼居」を主導されてきたふるさと総合研究所の玉田所長から再雇用はけしからんという話をお伺いして、なるほどと思ったことがあります。再雇用は、飼いならされたサラリーマンが、定年を迎えて自分の生きざまを振り返り...
フードシステム

多様性の創造に資するデータ連携

最近になって、3Dフードプリンターの利用方法を考える研究開発プロジェクトに参加する機会を持ちました。様々な分野で3Dプリンターの実用化が進んでいることは知っていましたが、3Dフードプリンターのことはこれまであまり知る機会がありませんでした。...
マネジメント

PDCAとOODA

マネジメントサイクルの基本は、“PDCA”ですが、最近は“OODA(ウーダ)”が重要という声を時々聞きます。OODAとは、Observe(観察)、Orient(方向付け)、Decide(決断)、Act(行動)という4つのプロセスの頭文字です...
マネジメント

カルテにおける“SOAP”について

患者の診療記録を意味する「カルテ」は医療用語ですが、他の分野でも診断記録を示す用語として用いられることがあります。例えば、マーケティングの分野では「顧客カルテ」という用語が用よくいられています。製品やサービスを提供する企業と顧客の関係を医者...