政策情報

地方創生

人口移動調査にみる郊外化・地方分散のトレンド

先日、公表された住民基本台帳住民移動調査報告では、東京都への転入超過者数が5,433人と、昨年の31,125人から大幅に減少しました。特に、東京都特別区部では、外国人を含む集計を開始した2014年以降初めての転出超過となりました。また日本人...
マネジメント

“M-PESA”と“ShopUp”

 世界のICT活用の取組をみていると、日本では難しいと思われているような仕組みが広く普及していて驚きを覚えることがあります。例えば、ケニアにおけるケータイを用いた電子決済システムM-PESA。2007年にケニアの学生により開発され、Safa...
マネジメント

イノベーションハブ

定年を迎えたころ、「二地域居住」「兼業兼居」を主導されてきたふるさと総合研究所の玉田所長から再雇用はけしからんという話をお伺いして、なるほどと思ったことがあります。再雇用は、飼いならされたサラリーマンが、定年を迎えて自分の生きざまを振り返り...
フードシステム

食文化の違いと食品貿易

2000年代の初頭に農産品の輸出について調べ始めた頃、香港で日本の鶏肉の足が珍重されていることを知って驚いたことがあります。飲茶の材料として良いのだそう。中国の鶏より大きく、立派でコラーゲンたっぷり、という話を聞きました。飲茶店に向かい、日...
フードシステム

SDGsと評価シンドローム

仕事で持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)を参照する必要に迫られることが増えています。17の目標から構成されるカラフルなSDGsのロゴもよく見かけます。朝日新聞や電通の調査によれば、国民...
フードシステム

地域通貨を考える -拡大するトークンエコノミー-

 最近、デジタル通貨の浸透・普及が進む中で再び注目を集めている地域通貨について調べてみる機会がありました。いろいろな分け方があるのかもしれませんが、経済の稼ぐ力に着目し、①域内循環を目指す地域通貨と、②外貨の獲得を目指す地域通貨に分けてみま...
地方創生

変わる企業立地と国土構造

Covid-19の勢いが収まらないなか、企業のオフィス立地の見直しがいよいよ本格化したように思います。先日1月20日には、電通が汐留に聳え立つ48階建ての本社ビルの売却を検討中とのニュースが報じられました。電通本社は約9,000人の社員が勤...
マネジメント

地域分析のための統計整備 -ハフモデルの活用を通じて-

少々、ニッチな話題かもしれませんが、久しぶりに「ハフモデル(Huff Model)」を用いた商圏分析を行いました。あるプロジェクトの中で、東京大都市圏においてある駅周辺の開発を行った場合に、既存の中心市街地にどういう影響が及ぶのかを検討する...
地方創生

MAP’s+Oを考える

 この秋に出された、経済産業省の「地域の持続可能な発展に向けた政策の在り方研究会」報告書」では、これからの地域の持続的に向けた体制として、MAP's+Oというモデルを提起しています。 MAP's+Oは、まちづくりや、地域づくりにおける次のプ...
フードシステム

WAGRIからスマートフードチェーンプラットフォームへ -「食」に係るデータ連携基盤構築の取組-

最近、よく耳に入ってくるデジタルトランスフォーメーション(Digital transformation; DX)とは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念であり、2004年にスウェーデンのウメオ大学の...